水俣湾の風景は海から一気に山につながっており、山の斜面に植えられたポンカンやネーブルなどの木が海を見下ろしています。水俣病の公害で漁業という生業を無くしかけたのをきっかけに柑橘類の栽培が増えた地域です。そのために、農薬の使用を減らすこだわりを持った生産者が多い地域の中で、28年前より安全なみかん作りを目指しております。
現在福島さんは、家族3人(父、母)と現場スタッフ2名、犬4匹(24時間警備)と猫多数、にぎやかに柑橘の有機栽培に取り組んでおります。完熟の味をお届けしたいと努力しておりますが、タヌキや猪が夜にやって来て、朝、みかん園に行くと皮だらけになっていることもあります。また、収穫できない雨の日には、おいしそうなデコポンが鳥に穴だらけにされます。24時間狙われているなかで、早く収穫するか、食べられるかの競争となっております。

- 1280デコポン 800g 609円
- 果汁が豊富で甘み・酸味のバランスがよく、コクがあります。
- 1283ぽんかん 800g 652円
- 甘味、コクが強く、独特の香りがあります。
- 1315伊予柑(いよかん) 800g 499円
- 甘みと酸味のバランスが良く、ジューシーです。皮離れがよいです。
今年はみかんの花が咲き始める5月の雨で受粉に影響が出てしまい、お盆過ぎも雨が集中した結果、肥大期に水分を吸いすぎて玉割れや落下が多く、作柄としてはあまり良いとはいえませんが、糖度や味の乗り具合はまあまあの出来に仕上がったと思います。温州みかんは、肥大期に温暖化の影響か今までは見られなかったカメムシの大発生により、ほぼ無収穫という被害を受けています。しかし、甘夏や伊予柑、ぽんかん・デコポン・レモン等の柑橘類に関しては、有機栽培でも充分やっていけることがわかってきました。安全で中身のあるものを作り、食べたいと思う方々にお届けすること。その思いを込めて、これからも栽培技術の向上に努めていきたいと思います。
